初音ミク&DTM

2011年10月10日 (月)

ボカロPになりたい?

そこそこ有名なボカロPの作品が、
実は他人の作品をまるごと盗用していた
ということで、ここ数日ボカロ界隈が
騒然としております。

もはや「パクリ」のレベルじゃないし、
「盗作」でもない。(作ってないからね)
「泥棒」もしくは「詐欺」と言っていいレベル。

まったく理解できないなあ、この人。

・目的:音楽を作りたい。みんなに聴いてほしい。
・手段:ボーカロイド、DTM、ニコニコ動画
・結果:ボカロPと呼ばれるようになる

が正しい姿だと思うのだけど、この人は
「目的:ボカロPになる」だったわけですね。
で、手段は「他人の曲を盗用する」か・・・。

もちろん、ほとんどのボカロPは
音楽を作りたいから作っているわけで、
今回の事件をネタにボカロ全体を攻撃しようとする
アンチの意見になんか耳を貸すことはないんですが。

近頃ちょっと気になっていたのが、
「ボカロPになりたい」
「ボカロPを目指している」
といったフレーズを随所で目にすること。

ボカロPになることが目的になっていないか?
と少々心配になるのです。
あくまでも目的は「音楽を作りたい」であってほしいな。

音楽を作るのは、結構たいへんです。
高頻度にリリースしているオレでも
1曲あたり20~30時間はかけていますし、
バックボーンとして、音楽理論や音作りの知識、
楽器を弾く能力、ボキャブラリー、
たくさんの音楽を聴いていた経験がある。

音楽を作ることが好きだから、その手間や時間、
経験の蓄積といったプロセスは苦にならない。
逆に「ボカロPになる」だけが目的になってしまうと
プロセスのめんどさに耐えられないんじゃないかな。

「ボカロP」である前に「ミュージシャン」でありたいものです。

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2011年8月 7日 (日)

青春のかほりの新曲です。

新曲できました。
初音ミク「どうってことない朝」。

タイトルがイマイチですが、
良いのが思いつかなかったんです。

失恋の翌朝。
沈んでいたはずなのに、青空を見てると
「どうってことないな」と思えてきて、
悲しみなんて乗り越えていこう と思う。
そんな、切り替えの早い女子のお話。

ドライすぎる?
そうかもしれないね。
でもオレはこういう切り替えの早い娘は好きw

音は80年代をちょっと意識してみました。
デカいスネア、硬いベース、派手なシンセ、
高域が強めなイコライジング。

わりと完成度高いんじゃないかと思うんですが・・・。


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2011年7月 9日 (土)

ボーカロイドと「心の込もった歌」

まずは宣伝。
新曲できました。
初音ミクで「素敵な夢を」。

「感情のこもった歌」を目指して調声しました。

ボーカロイドをやっていると、
「歌がうまいとはどういうことか」
を考えるようになります。

バンドでヴォーカルをやってきたし、
カラオケもよく行っていたけど、これまでは、
あまり深く考えて歌っていなかったなあ。

ボーカロイドの調声をしていると、
抑揚の付け方、発音、語尾の伸ばし方などで
ずいぶんと印象が変わることに気付きます。
どうすれば人に感動を与えられるかを考えて、
ベストの方法を生み出す。
それが表現力というものなのでしょう。

しかし、世の中には、
「心が込もっていない機械の歌では感動できない」
と言う人もいます。

でもさ・・・「心が込もった歌」って何だろう?

心が込もっているか、込もっていないかを
歌を聴いて判断できるのだろうか?

たとえば、下手な人が心を込めて歌うのと、
上手い人が心を込めずに歌うのと、
どっちが人の心を打つのだろうか?

プロの歌手は、どんなに悲しいときでも、
楽しい歌は楽しく歌わなければならない。
それは「心が込もっていない」と
批判されることだろうか?

岡田有希子は、自殺するほど追いつめられていながら
「くちびるNETWORK」を明るく可愛く歌っていた。
その歌に「心が込もっていない」と感じたか?

それは、つまり「演技力」。
聴き手に「心が込もっている」と思い込ませる技術。
しっかりと調声されたボーカロイドの歌に
感動するのは自然なことだと思うのです。
俳優なら称賛される力なのに、歌の世界では
なぜか「真実」であることを求める人が多いんですね。

「歌には心が込もっていなければならない」
と考える人は、ボーカロイドの歌を認めてしまうと、
自分の価値観を否定することになりそうで
不安になるんじゃないだろうか?
だから批判の仕方がヒステリックなのかな。
先入観や否定から入らずに聴けばいいのにな。

あ、こういうことを書くと、
「心を込めず技術だけで作っている」と
誤解されそうなので、念のため言っておきますが、

心は込めています。

ボカロ曲だって、作っているのは人間。
聴く人に感動を与えられるように と、
何時間もかけて調声しています。
それは、心がなければできない
大変な作業なのですよ。

音を出すのが機械だというだけで、
その後ろには生身の人間がいることを
忘れないでほしいな。

では最後にもう1曲。
感情表現を目指して徹底的に調声した(つもり)。
巡音ルカ「ミルク32」です。

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2011年5月 7日 (土)

ニコ動アップ100本目!

オリジナル曲としては72作目ですが、
リメイクやカバーもあるので・・・

動画100本目!

2年8ヶ月で100本。
月に3本のペース。
社会人としておかしい。

そんな100本目は、なんかふっきれた感じの
かわいい系ポップソングになりました。

「やわらかリップこうげき/初音ミク」

もうね。タイトルからしてふっきれてるでしょ?
実はタイトルが最初に思い浮かんで、
そこから歌詞と曲を作っていったのです。



聴いてねっ!

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2010年12月24日 (金)

非リア充向けクリスマスソングです

さてクリスマスも間近に迫ってきたわけですが・・・

クリスマス?何それ、おいしいの?
クリスマスは中止になったって聞いたよ。
イブは普通に残業してるし。
帰宅したら缶ビールを飲みながらネットとツイッターだし。

そんなあなたへオススメの曲を作りましたw

メグッポイドで「雪なんて降らなくていいよ」




強く生きていこうね・・・(´Д`。)

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2010年11月23日 (火)

忘れてた・・・新曲です。

そういえばブログに書くのを忘れてましたわ。
わたくしとしたことが。

新曲です。
巡音ルカ「淋しい悪魔」。

なんでだかはわからないのですが、昔から
「悪魔って淋しくて哀しい存在じゃないかな」
と思っているのです。
かまってちゃんのなれの果てという感じ?

本物の悪魔というよりは、「悪魔のような女
という意味で使っています。
愛する人を破滅させる という悪魔ね。
本当は破滅なんてさせたくはないのに。

当初はシンプルなギターロックアレンジで、
後半にラップを配置する構成だったのですが、
「悪魔 → 中世ヨーロッパ」という単純な連想から
ハープシコード、チャーチオルガン、ストリングスを
追加した結果、前半と後半でほとんど別の曲に
なってしまいました。ははは。

そうそう。ラップ。
これは自信アリ。
合成音声とは思えないくらい自然に仕上がったと
思いますよ。



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2010年10月31日 (日)

秋の夜長に優しい音を・・・

急に寒くなった昨今。
秋っぽい曲を作りたくなったので、
過去曲を初音ミクAppendでリメイクしました。

「静かな愛」

甚だしく地味な曲ですが、個人的なお気に入り度は高い。
どちらかというと大人向けかな。

秋の夜長にしんみりとお聴きください。




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2010年10月 2日 (土)

接続中毒 -CONNECTAHOLIC-

「今の若者はコミュニケーションが不足している」
という年寄りの識者は多いが・・・

はたしてそうだろうか?

携帯、メール、Twitter、mixi、ニコ動、掲示板、ネトゲ・・・
今の若者は、むしろ逆に、コミュニケーションを切実に
求めているように思える。
リアルとネットを合わせたコミュニケーションの総量は
昔に比べてはるかに増えているはずだ。

といったことを、以前、ブログに書いたことがあります。
http://mash01grooverider.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-7f21.html

今回の初音ミク新曲は、このことをテーマにしました。

好きな人と、いつでも繋がっていたい。
それは「会いたい」だけじゃない。
会っていないときでも繋がっていたい。

「connectaholic」という言葉を思いついたので、
そこから連想を広げて歌詞にしました。
この言葉、ググってもヒットしなかったので、
オレのオリジナルな造語です。
「connect(接続)」と「aholic(中毒)」をくっつけた
そのまんまの言葉ですけど。

普段どちらかというと生楽器系のアレンジが多くて、
そっち系のPだと思われているかもしれませんが、
本人には特にそういう意識はない。
歌詞の内容に応じてアレンジを変えるようにしています。

今回は、そういうオンラインな歌詞だし、
ちょっと病的なニュアンスを込めたかったので
電子音やエフェクトを駆使したアレンジにしました。
エグめで面白いんじゃないかと。

それではお聴きください。
初音ミクで「接続中毒 -CONNECTAHOLIC-」。




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2010年9月19日 (日)

新曲はめぐぽ渾身の調教!

新曲できましたあ!
メグッポイドで「オトメ・テラピー」。

いやあ苦労したゼ。

めぐぽは、発音の悪さはボカロNo.1。
特に、「いくこと」が「いぐごど」のように濁る
東北弁的な発音や、「あ」行が「あ」と「え」の
中間になる英語的発音が顕著かつ頻繁で、
もうね・・・気持ち悪くて仕方ないのです。

この発音を直していない曲も多いのですが、
作ってて気持ち悪いとか思わないのかなあ?

オレは気持ち悪いと思う。
ゆえに、極力取り除くべく、徹底的にやる。

東北弁は、前の音符との間をあけるか、
別トラックに移すことで解決しますが、
音の繋がりが悪くなるので、その調整が必要。

あとえの中間音は、子音と母音に分けることで
解決する場合もあればしない場合もあり。

他、音程やリズムも良くないし、
棒状に伸ばすダラッとした歌い方なので、
減衰の仕方も調整が必要。

とにかくめんどい。

でも、めぐぽのポテンシャルは高い。
綺麗に仕上がれば、おそらくボカロの中で
一番人間に近付けることができると思う。
そう思って頑張る。

今作の所要日数は10日。
オケ作りに2割、動画作りに1割程度で、
7割は発音の調整と表情付けに費やしました。

でも、ここまで頑張ったとしても、
ボカロファンのニーズには合っていないんだよな・・・。

ボカロファンは、人間とは違う歌い方の違和感を
楽しんでいる人が多い様子。
人間の歌が聴きたければJ-POPとか聴けばいい。
人間とは違うところが好きということでしょうか。

残念ではあるのですが、オレは人間の歌が好きなので、
人間的な歌に仕上げたい。
それはもう、仕方のないことと割り切るしかないかなあ。

歌詞は、働く女性へのはげましソングです。
いろいろあるだろうけれど、自分なりの
「乙女を取り戻す方法」を持って、
いつでも可愛い人でいて欲しいなと。



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2010年8月29日 (日)

16 Candles

8/31は初音ミクの誕生祭!ということで
新曲はバースディソングとなりました。

16 Candles

Oldiesの曲に「sixteen candles」という
タイトルのがあります。
もちろんわかってやってます。
パクリじゃなくてオマージュまたは
インスパイアだと思っていただきたく。

ミクの設定年齢は16歳。
3周年なので、19歳になるのでは?
という疑問も湧くのですが・・・いやいいのだ。
バーチャルな存在は年をとらない。

さて、今回アレンジに苦労しました。

アレンジは、歌詞の内容とのマッチングを重視しています。
流行のスタイルとかはまったく意識しない。

世間では、プロもアマも含めて、歌詞や曲調に関係なく
流行のスタイルにする人も多いですが、それだと例えば
「寂しい歌詞なのにサウンドは妙にアッパー」といった
変な感じになってしまったりするのです。

でも、そんな曲でもヒットしたりするので、聴く側もあまり
気にしていないのかな とも思う。
ということはつまり、オレのこだわりは自己満足なんですが、
いいだろう。趣味は自己満足が最優先。

この歌詞、実はかなりヘビーな過去を含んでいます。
でも未来への希望が根底にある という全体像。
この要素をうまく包含できるアレンジはどんなだろう?

と、二週間悩み試行錯誤を続けてきたのです。
最終的には、クラシック風味のロックバラードになりました。

ボカロファンには受け入れられにくいアレンジかな。
まあ仕方ない。




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